正常な排便は、朝、眠りから目覚め、布団から起き上がる時から既にその準備が始まり、腸内にある便の輸送が促されます。
また、食事を摂ることによって胃が膨らむと、これが刺激となって大腸の運動が活発になり、腸内の圧力が高まり便意をもよおします。
このような動きを排便反射と言いますが、
直腸性便秘では、直腸壁の排便反射の障害によって、便が直腸に送られてきても便意をもよおさずに便が長く停滞する便秘のことを言います。
この直腸性便秘は、習慣性便秘や単純性便秘とも言われており、時間が無かったり、仕事の手が離せなかったりした時や旅行に行った時など排便を我慢していたりした時に起こります。
また、排便時に痛みが出る痔などの肛門の病気でもみられます。
直腸性便秘で排便される便は、太く分割便となりやすくなる特徴があるようです。
直腸性便秘は、そもそも直腸の神経を鈍くしてしまうことが大きな原因と言えます。
神経を鈍くしてしまう原因は、便意があるのに我慢してしまうことにあると思われます。
便意という刺激が、直腸に与え続けられていると、やがて直腸はその刺激に慣れてしまう事になります。
直腸性便秘の改善には、便意を少しでも感じたら、我慢せずにトイレに行くことが一番の薬のようです。

